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万能鑑定士Qの事件簿

BALDRどうしました?という突っ込みがきそうなのですが、甲でAnotherを時間が空いた時にチマチマやってる程度です。 しかも1時間やっては仕事してーという感じなので、まったく進まず。
クリアしたらYouTubeかこっそりニコ動にUpします。
たぶんタグとか付けずにそのまま。

と、そんな話題はさっておきー、Blogが前回の更新からだいぶ空いてしまいました。
すみません…。
ゲームする暇がないので、Twitterをつぶやきはすれども、Blogの更新までという感じだったので…!

とはいえど、また面白い本があるのでご紹介しようかと。

万能鑑定士Qの事件簿
著: 松岡  圭祐

二次元イラストの表紙で、ライトノベルしか読まない人を取り込もう計画な表紙ですか。
クククク…ククッ…悔しいが効果は抜群だ。

「面白くて知恵のつく、人が死なないミステリー」という帯の謳い文句に偽りはありませんでした。
私個人の趣向としては、こういうミステリーの小説はかなり好きです。
赤川次郎の三毛猫ホームズは全巻買いあさって読んでましたし。

万能鑑定士Qの事件簿1では、とにかく時系列が前後したような感じに章区切りで話が展開します。

週刊角川の記者の小笠原は、都内のいたるところに無秩序で貼られている通称”力士シール”の記事を書くために、シールの鑑定を万能鑑定士Q(屋号)の凜田莉子に依頼します。
事件はそこから始まるのですが、何故か章の途中途中に、ハイパーインフレ化し貨幣経済が破綻した日本の情景が描かれます。
大根1本6000円。JR1区間9000円という円に価値がない日本。
どうして日本はハイパーインフレ化してしまったのか、”力士シール”は一体誰が何の目的で都内で貼られているのか。
高校時代は知恵遅れとも言えるくらい頭が悪かった莉子は、一体どうやって万能鑑定士といわれるほどまで頭が良くなったのか。
そして、莉子の機転を得て未然に防いだ強盗事件は、大きな事件を引き起こす始まりのトリガーに…。

1巻では、1つの事件を解決したかに見えて、それが日本を未曾有のハイパーインフレを起こす切欠にしてしまう。という終わり方をしてしまいます。
2巻とセットでご購入ください。とってもモヤモヤします。

ミステリーとして謎が気になるので、読むのが止まらなくなりました。
また等身大の登場キャラクターたちもとても魅力的です。
ラノベのような魅力的さではなく、物語の登場人物として魅力的という意味になります。
ラノベの場合は、ばっさり切ってしまえば「キャラクターの魅力を最大限に伝える話の展開」という物が多いですが、万能鑑定士Qでは「あくまで物語がメイン。花を添える登場人物」という感じです。

とてもオススメできる文庫シリーズだと思います。
気になった方は是非。

略称は何になるんだろう

久しぶりに書籍レビュー。
され竜の新刊はいつでるんだ…。というのはさておき、久しぶりに面白いと思ったライトのベル「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」をレビュー。

孤独に負けず。友達もなく、彼女もなく。青春を謳歌するクラスメイトを見れば「あいつらは嘘つきだ。欺瞞だ。爆発しろ」とつぶやき、将来の夢はと聞かれれば「働かないこと」とのたまう──そんなひねくれ高校生・八幡が生活指導の先生に連れてこられたのは、学校一の美少女・雪乃が所属する「奉仕部」。さえない僕がひょんなことから美少女と出会い……どう考えてもラブコメ展開!?  と思いきや、雪乃と八幡の残念な性格がどうしてもそれを許さない!  繰り広げられる間違いだらけの青春模様──俺の青春、どうしてこうなった!?

読み始める前は、僕は友達が少ないに似た内容なのだと思っていました。
ある意味、流行の残念系ラブコメなのかと。

その評価は間違ってはいないのだけど、僕は友達がすくないと比べて、多少の現実味がある分面白いと思いました。
毒舌系のやり取り好きにはオススメしたい。

主人公がとことんぼっち感を突き詰めてる(体育の時に組む人がいないからと、壁うちを始めたり。そこへボールが行ったのを返した時に、お礼を言われてお辞儀したりとか)けれど、そこに無理がないというか、実際そういう人いたなーって思い出すと、そことなく現実味がわくのですよね。

ヒロイン自体が少ないのも、私は好評価ポイントです。
主人公(作中では高ニ病疾患扱い)、ヒロインA(美少女の才女)、ヒロインB(クラスで女子グループの中で合わせるだけだった子)、男友達A(中ニ病疾患でラノベ作家を目指す)、男友達B(テニス部で影が薄い女の子みたいな男)
ありがちなハーレムものではなく、男3と女2っていうのは、個人的に青春物の話では一番バランスが良いんじゃないかなーっと思う。
ヒロインを多くすることで自分が好きな属性(設定)を持つ子がいるからと、購買に結ぶつきやすいのではないかと思うけれど、私は男女比率は=ないし男>女の方がすきです。
冷静に考えて女ばかりの中に男一人なんてのは、「それなんてエロゲ」でしかない話だと思うので。

ライトノベルそのものを否定するわけではないのだけれど、最近は中身の文章よりも挿絵+流行の要素(設定)で売る物が多い中で、流行の要素なのだけど文章として面白いので、私は続きがとても楽しみな一本になりました。
もちろんイラストも秀逸ではあるけれど、やはりノベルとして売ってる物ならば文章を読んで面白くないとね。

なんというか久しぶりに読了後にすっきりとするラノベを読んだ気がしたので、レビューとか書いてみました。
ガガガ文庫は、小説出版もしてるだけに安心して買えますねー。
3月の新刊ではイチオシです。
といっても、私は今月はこれ+レギオス17巻しか買ってませんが…(ブクログ参照)

ところでコレ、略称は何になるんだろうか。
僕は友達が少ないは、ひらがな抽出で「はがない」と作者が書いていましたが…。「俺のラブコメ」あたりなんだろうかと愚考してみたり。

うそつきパラドクス

うそつきパラドクス

なんだか最近レビューばっかりな気がします。
というわけで、今回は「うそつきパラドクス」。

私自身はあまり漫画を買いません。
っていうのは、サイドナビゲーションに表示してあるブクログを見るとわかるのですが、ひさしぶりに買いたいと思った漫画に出合ったので既刊を全部購入。

あらすじを簡単に。
主人公が同期の女の子を好き。
その彼女には名古屋に彼氏がいる。
恋人ごっこをしていくうちに気持ちを隠せなくなる。

とまぁよくある泥沼的浮気の話。
エロ描写が多いです。
そんなことよりもっと心理描写してほしいというのは個人的な希望。

しかし良いです。
胸がモヤモヤとするこの浮気の気持ちは、私は何度か体験してるので良く分かるというか…思い出す物が多くて…!
是非TKさんにも読んでもらいたい。超オススメ。

わりとBlogでも何度か書いた気はしますが、誰かを好きになる場合、当然誰かも同じ人を好きな可能性は高くて、選ばれなかった人は当然涙を飲む。
私はその涙を流す側の心理描写を見るのが何より好きです。
そういった気持ちは嘘がない気がするんですよねー。

学園で目立つ美少女がいて、主人公が付き合う。
でもその子を好きな男の人は多くいるのに、嫉妬だけの描写しかない。
でもそんなわけがないんですよねー。
その子が自分がしたかったことを別の誰かとしているってのは、身を焦がすほど悔しい物だと思うのですよ。

まぁそういった描写が多いのがこの「うそつきパラドクス」です。
たまにはこういった漫画も読んでみては如何なものでしょうかー(-`*

しかし年末年始でBlogをいじろうかと思ってますが、できるかなぁ…。

まとめて本購入

榊一郎先生の本は「ストレイト・ジャケット」しか買ってないのだけど、このシリーズはとても好きです。
なのだけど、刊行期間が空きすぎるとチェックを忘れてしまうというか、そもそも在宅の仕事をしていると本屋に資料を買いに行くという目的がないと行かないというダメっぷりが、チェックの甘さに繋がったという…。

というわけで、ストレイト・ジャケットの9、10、11、短編集3をまとめて4冊購入。
一気に読みました。

このシリーズの何が好きって、主人公がヒーローらしくないというかやる気がないところが好きです。
「されど罪人は竜と踊る」もそうだけど、私はどうも熱血主人公が余り好きではないようです。

話自体は魔法を使って、ドカーンドカーン。
ただし魔法には使用制限があって、制限回数を越えると魔族化。

なので、大半が元人間でそれを主人公が魔法を使って倒すというオーソドックスな感じ。
ただし主人公は死にたがり。

11巻で完結しました。
ちょっと駆け足で倒されすぎなんじゃないの。という感じはありましたが、私はやっぱりこういう戦闘物のライトノベルが好きです。

個人的には10巻で全巻通して感情なく書かれていたカペルテータの心情が、明確な意思を持って好意に向いたり、主人公のレイオットは最後まであまり変らなかったりでよかったと思います。
しかし感情のないまま「避妊はしているので問題ありません」は、やはりベットの上でも…いやなんでもない。
オススメはしませんが、個人的には好きな作品の完結を読めて良かったです。

その他の最近の購入本。

「ニーア ザ・コンプリートガイド+設定資料集 GRIMOIRE NieR」

NieRは今年でたゲームの中でもBEST3に入る好きなゲームです。
NieR Gestalt & Replicant 15 Nightmares & Arrange TracksのCDをAmazonで購入する際に一緒に買いました。
この本には、書き下ろしのShortStoriesが書かれていたりしてとても大満足です。
これと対談のためにだけに購入したのですけど。

エミールの洋館で戦う赤の書が実は…!
やっぱりDODと同じくNieRもマルチバッドENDゲームでしたというのを改めて思わされました。

でもこういう救いのない話って大好きです。
ゲーム映像は確かに綺麗ではないかもしれません。でもゲームは映像の綺麗さ、音楽の良さだけではなく、やって面白いかどうかではないでしょうか。
そういう意味では間違いなくNieRは私の中ではとても面白いゲームでした。

続編を熱望していますヽ(´ー`)ノ
個人的には、FinalFantasyの15?が出るならば横尾さんに制作してほしいとすら思います。
練りこまれた設定、それを感じさせないシンプルな楽しさ。しかし設定を知った後に改めてゲームをやると酷くやるせない気持ちになる。
こういうゲームは今では珍しいと思います。
対談でも書かれていましたが、良い意味で「リアリティを廃している」のが良い方向に実ったと思います。

「Strange Strange」
著:浅井ラボ

されど罪人は竜と踊るの12月刊行がなくなりました。
それに涙を流したのは、私だけではないはず…。

とりあえず最初に。
ま っ た く オ ス ス メ し ま せ ん 。

でも私は好きです。大好きです。
登場人物がやたら悲惨な目に合いますが、良いですね。
救いの無さっぷりがたまりません。

ある意味逆の王道ストーリーなのかもしれません。
話は短編集になっているので、1冊で複数のお話が楽しめます。

乃良狗の簡単感想。
「フクロオンナ」
3人の女子大生は会談や心霊スポット巡りが大好き。
いつも話しをしてくるA子を、逆に怖がらせてやろうと猟奇殺人現場で封鎖された民家へ夜中に入る。
惨殺現場の部屋には、奇妙な紙袋を被った女と周囲には奇妙な動物が描かれいた。
その絵に「遊ぼうよ」と話かけると、フクロオンナに殺されてしまうと。

それはBが作った話で実際にはそんな話はない。
しかし呼びかけたAは帰り道に突然おびえ始める。
自宅に戻ったAは玄関の前にいるフクロ女を見てしまい殺されてしまう。

と粗筋を書くとそういう話。
ちなみに全員、首を捻じ切られて死にます。
対策に雇った霊能力者も勿論死にます。浅井ラボ先生の真骨頂だと個人的に思っているのですが、痛々しい悲鳴・断末魔も勿論あります。そんなお話。
最後、Cは助かったように見せかけてやっぱり殺されてしまう。
しかも彼氏を巻き込んで殺されるようにしちゃう。
あっはっはっは。

暗黒短編集を読みたい方は是非。