恋がさくころ桜どき review

「ここ10年で一番秋葉原で看板が出ていた」と鳴り物入りでリリースされたぱれっと新作。
”ましろ色シンフォニー”のタッグで新作ということもあり、おるご……みなせ未来のシナリオがまた読めるというのを随分前の発表記事で読んで以来待ち望んでいました。
とはいえどゲームの評価をそれで変えるわけでもないのでいつも通りの点数です。

koisaku

恋がさくとき桜どき / ぱれっと
Playtime: 12H
6.5 / 10.0

シナリオの箇所で後述しますが、あきらかにメインキャラクターの設定間違ってる感が否めない。
オカシイ……妹とロリキャラをさしおいて……。

シナリオの評価

ティナは杏をクリアしなければ√が開放されません。
ロリキャラがTrue√。さらにシナリオライターがおるご…みなせ未来とか”死神の接吻は別離の味”のような良シナリオへの期待に胸が膨らみます。
攻略できないならば仕方ないという事で、私の攻略順は以下の通り。
美桜→杏→こなみ→夕莉→ティナ。(true)

恋に対して消極的な主人公が、恋の妖精を自称する死神のティナに応援されながら(本編中にそれが一切されずにNEET化する)ヒロインと恋をするという、最近の定番。
死神ネタと妹という得意ネタで攻めてきたので楽しみだったのですが…。

一之瀬 美桜

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美桜は神社の娘で幼馴染な男性恐怖症の巨乳娘。
男性(主人公含む)と接触した時点で泣き出すというトンでも設定かとおもいき、”やや無理やり感が否めない”男性恐怖症の理由は個別シナリオで判明する。
そして美桜のシナリオは√単体で見た場合は特筆するべき物はありません。

男性恐怖症をリハビリしたい理由は、幼少から好きな主人公と恋人になり触れ合いたいという定番の”主人公に恋する幼馴染”。
最近のエロゲ界の風潮なのか、定番すぎるキャラクターは埋もれてしまう!と”とんでも設定”を付与するケースが後を絶たない。
そのため男性恐怖症というパラメーターを付与したのだと感じるが、判明する理由も直し方もあっさりしすぎてひっかかることなく終わってしまう。

夕莉ありきで用意されたんじゃないかと思えるくらい…

神凰 杏

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本作のメインヒロインで生徒会長。
ヤヤネタバレになるが彼女は半分人間の半分死神という存在。
そのためかなり長寿で年齢はーというくだりがある。
表の半身の杏と死神の半身の二つの人格を共有している。

美桜よりも乙女なシナリオで終わり方も定番の終わり方をする。(二人を幸せにー的な)

本作はティナと夕莉以外はEDのアフターがほとんどない。
特に杏はティナ√開放の鍵なのでEND後にすぐタイトルに戻ってしまう。
√開放の鍵をメインヒロインにしてしまうと一体誰がメインヒロイン何だろうと感じると思う。

浅葉 こなみ

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不思議系妹キャラのこなみ。
キャラクター紹介の台詞ってどこで出たのかわからなかった。見逃してたかな…。

おるご…みなせ未来さんの妹キャラとくれば変態に違いない。と思っていたら普通な感じでした。
そしていつものように背徳感を感じながらも兄を好きになってしまい……という定番展開。

月嶋 夕莉

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女子中学校出の真面目系風紀委員長。「恋なんてするもんじゃない」といいつつ登場時から主人公スキスキオーラを感じさせる。

少し話を脱線するのだけど、私はみなせ未来はキャラクターの空気的な表現が上手いと思う。
露骨な好意ではなく、隠しきれない乙女心を上手く文で出しているところが好きなんですよね。

エロゲーをプレイして面白く感じる時、バトル物ならば主人公になりきりゲーム世界へ没入した時の一体感だと思う。
そういった物とは異なり恋愛ADVでは逆に俯瞰した視点で世界を見て「あーこの子主人公が好きなんだろうなー」ってのをさりげなく分かるのが面白いのだと思う。
その空気感を表現するさじ加減が恐ろしく難しいのか、中々上手く表現するシナリオライターは稀だと思う。
最近はとくにラノベの影響なのか露骨なのが多くて面白味にかける。

夕莉は本作で一番恋する乙女をしている。
美桜と友達になったことで主人公と1年から知り合い、美桜と主人公の幼馴染でお互いに心を許しあった関係に憧れていること。
そしてそれでも主人公を好きになってしまい、友達を失ってでも思いを伝えるか悩むところ。

私としては主人公に「夕莉好きかもー」と言われて軽くジャブいれられた数日後に、下駄箱で夕莉が主人公をひきとめ告白しようとするのを察して主人公が美桜を先に帰す→その後告白。
帰った後に結果を察して泣くところが大好きです。
この時の下校時の美桜の心理描写があったら最高なんだけど…。

しかしこのために美桜は存在していたとしか思えない。
イイですよね。親友に大好きだった幼馴染のイケメンを取られる女の子。
最高ですね。ハラショー!

その後「寝取ったんだから寝取りかえされるかもしれないぞ」とか会話で出てくるあたり確信犯的に描かれてるのがまたいい。
個人的にはラストの終わり方も悪くはないと思うのだけど、姉の方も主人公を好きになってさらに泥沼になって……とかだとほんと最高だと思うんですが、ドロドロしすぎなのでこれはこれで良いと思います。
ほんとみなせ未来さんには、女性同士のドロドロした恋愛心理描写とかもっと書いて欲しいと願います。

ティナ

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果たしてティナの√は必要だったのかどうか。というところから書きたくなるのですが……
True√なのにそこまで盛り上がりません。

誰とも結ばれなかった2か月後というところから話が進むわりに、杏の個別√で明かされることが前提として進んでいます。
ロリコンに目覚めた主人公が風呂場でイタスところから始まり、親友となぐり合うアツイ展開つき。
個人的には最後が蛇足じゃないかなーとは思います。

CGのこと

CGの枚数はそこまで多くありません。
ごらんの銃騎士だよ!ってこともなかったので、そこはご安心ください。

さてメインヒロイン級の扱いの夕莉ですが……エロシーンが中々です。
私は最初のセックスがタンパクに1回で終わるのはあまり好きではありません。
それを踏まえての夕莉ですが……まず彼女の方がコンドームを買ってきます。
薬局で買ってきたと照れながら言う時点でポイント高い。
ちなみに他ヒロインは余裕で中田氏されてヒャッハーです。どっちがいいかはお好みですけど、私は薬局でコンドームを買ってくる女の子を想像するだけで良いなーと思います。

さてコンドームを買ってきて1回目終わり。
この時のCGが良い。
夕莉さんまるでレイプされたときのような感じがします。
最高ですね。

そしてセックスのはじまりからCGが3回変わります。昼→夕方→夜。
つまりヤリ続け。
最高ですね。(3回目)

ちなみにこの気絶した状態でやり続けるCGって私すんごく好きです。大好きです。
古いのだと”顔のない月”、ここ最近だと”らぶ2Quad”とか”恋色まりあーじゅ”ではありましたけど、もっと増えろ。

夕莉は気絶まではいかないけれど夜までやりつづけってのがいいですね。
やっぱり高校時代の男女とか猿のようにセックスするでしょう?って思ってしまう。

そしてティナのCGは色んな意味でロリロリしてるのに貫通させるという鬼畜イラスト。
わりと巨乳に属す4人ヒロインで一人だけ正反対のツルペタなのでインパクトがスゴイ。

BGMとシステムのこと

BGMは良いと思います。
名曲!っていうほどではないけれど通常BGMは優しさのある曲調ですね。

システムもぱれっとは私の中では大きな会社だと思うので安定した良いシステムだと思います。
ちなみに選択肢はおそらく適当にいけます。
共通のプールのシーンで別れてるんじゃないかなーと思います。(4選択肢)

総評すれば期待が大きかった分点数は低めです。
夕莉に力が入りすぎてて少しバランスが悪いような気もします。
エロゲー始めようかなーって人にはいつもながらオススメはできますが、良作どまりかなーと思います。
もちろんおるごぅ……好きな人には両手を上げてオススメします!

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