天色アイルノーツ review

複数同時購入すると、レビューよりもやりたい衝動がまさってしまいプレイ→満足→レビューは?という最低の状況に陥るようです。(前からそう言っている気がしないでもない)

さて7月は“天色アイルノーツ”と“乙女理論とその周辺”です。
Navelは信者買いなので買う以外の選択肢はないとして、ゆずソフトも惰性でブランド買いしています。
基本的に買うことをブランドで決めている場合は、サイトを見ることも体験版をやることもないので声優が誰かも知りませんでした。五行なずな、桐谷華、夏野こおり、車の人とメインだけみても私特!という完璧なキャスティングだったので、プレイし始めるとどの√から進めるかと悩むほどでした。

ailnotes

天色アイルノーツ / ゆずそふと
Playtime: 22H
7.0 / 10.0

シナリオ補正よりもなんか設定補正が強い気がします。
あと個人的なblogのレビューなのでという前置きをしますが、
夏野こおりのキャラで「~なのですぅ」という語尾はやめてください。脳が死ぬ。溶けて死ぬ。
そのせいで0.5加点されている気が(絶筆)

■シナリオ
“長いとんでもなく個別シナリオが長いよこのゲーム”タグが某所でつきそうな感じです。
共通と個別のバランスは個人的には、6:4が黄金比ではないかなーと思います。

アイルノーツは個別でも他キャラクターが日常的に登場するので、共通と個別の境が分からない感じに作られています。それにしてもこのシナリオはいつ終わるのだろうという感じで長いです。
チャプター表示しているといっても、シナリオの長さが分からないとあまり意味がない気がします。
どうせなら「**% complete」とかも表示してほしい。

攻略した順は夕音→真咲→ティア(サブ)→木乃香(サブ)→愛莉→シャーリィ。
サブキャラといいつつ、ティアと木乃香って完全にメインキャラ並のシナリオ量です。(メインの7割くらい量がある)

今回シナリオが長いのはもしかして√進行中以外の他キャラが多数登場し続け、台詞が多いせいなのだろうか。とふと思った。ティアや木乃香は√内でメインキャラ4人があまり登場しないために、ちょうどいい量のシナリオで終わったのではないかなーと。

シナリオが長いとはいえど面白くないわけではない…でもどうしてか読んでいると長く感じるような気がした。
エロシーンの配置バランスかなー?と思います。
後半になり初体験後は、タガが外れた猿のようにエロシーンラッシュになるが、それは教師と生徒という背徳感的な堤防が崩れるのを守り続けた演出だから仕方ない気もする。
丁寧に描いているのだけどもう少し削っても良いのではないかなーっと思いました。
とくに山場のような展開は個別√の2/3過ぎたあたりで動き始めて終わるので、そこに至るまでが少し長いと思えます。
であるならば、√はじめから山場の頂上を匂わせて、そこに向けて解決させるようなシナリオ展開だと長く感じないのではないでしょうか。
なのでばっさり切ってしまうと前半2/3のイチャイチャがちょっと長くてダレル。

以下個別√です。

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シャーリィは妄想壁のあるヒロイン。
こういう妄想全開なキャラって今まではサブヒロインだと思っていたのだが、最近のトレンドは過去の人気投票でサブヒロインの方が人気あるという結果を反映しているのか、メインキャラにサブヒロイン特有の設定を付与したヒロインが増えてきた気がする。

メインヒロインでもあるシャーリィ√ではアイルノーツの全体的な謎を読み解くような……なんて展開は一切なく、本当にサブキャラのように普通に終わる。
どのキャラの話にしてもそうだけど、結局この天空に浮かぶ島は一体何なのかは一切語られない。
シャーリィに関しても、木乃香のような彷徨人(カナタビト:異世界からの来訪者)に対して過剰な反応をするので何か世界の秘密を……なんて展開はありませんでした。ただの母親関連の過去で、しかもサクっと流れていきます。
それ以降も特に何か山場があるわけではなく、恋人になり結ばれます。
個人的には一緒にお風呂に入った時のCGがエロくて好きです。
アイルノーツはOPYがいいなぁ。OPYがいいなぁ。OPY最高ダナー。

ちなみに最後には主人公がどうして冒頭の教師をやめようとしたのかの謎が解けます。
そういう意味では最後に持ってくるとしっくりと終わります。
ただその理由が安っぽいというか……私は教員ではないし、人の悩み方はそれぞれかもしれないけれど、本当にその程度で?という感じの理由です。

そして出てくる元教え子がカワイイ。超カワイイ。
何でこの子の√ないの?ハヨ。

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夕音はご奉仕系キャラ。
使える先を探すメイドキャラっていうと、思い出すのは“ましろ色シンフォニー”の野良メイドの人だけど、あれはガチメイドなのに対して夕音は過去設定からくるご奉仕系。
√ではどうしてこのご奉仕系になったのかという話を掘り下げるのだけど、読んでも正直「なぜ?」という疑問符がつく。

話の山場は陸上高跳びをもう一度。という感じで進みます。
物凄い偏見かもしれないけれど、スポーツ少女で巨乳系はどうなのだろう。
スレンダーな方が良い気がします。
とくに高跳びとかOPYにあたって棒が落下しちゃうんじゃないですか!まったくケシカランOPYですね。
(背面飛びです。当たる要素がない)

このBlogはOPYがよければ全てイイのぉ?

主人公の部屋を掃除に入り、ベッドにタイブ。臭いクンカクンカスーハスーハー!からの枕オナニーという斬新な恋への自覚イベントは個人的に○。

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特殊語尾で脳死を狙ってくる愛莉は、親戚の幼馴染の女の子。
夏野こおりで「なのですぅ」はやめるんだ。私が脳死しても知らんぞー!
おかげで私の目覚まし時計が天色時計ですよ。まったくひどいアプリを作ってくれました。(幸せそうな寝顔)

愛莉は山無し落ち無しでただの親戚×生徒と教師という普通の問題を解決する話に終始します。
つまりシナリオとしては特に面白いわけではない。
キャラクターが小ぶりなOPYで、ハワワする照れ屋でシャイな小動物系ヒロインというある意味定番の萌えシナリオです。

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美咲は主人公がお世話になる下宿先(酒場+宿屋)の娘。
ファンタジー世界設定を生かした狼耳ハーフの娘なので、恋人になりたいというよりかはペットにしてくださいという奇妙な告白をしてくる。

夕音同様にオナニーから自分の恋を自覚するも、愛莉と違い教師と生徒は結ばれないことがわかっているので夕音に相談すると「ペットにしてもらえばいいのよ」という斜め上の助言を貰い、告白が「私をペットにしてください」という奇天烈ものになり、無事?主人公のペットになる。

美咲のシナリオは起伏が多く、メイン4人の中では一番読み進めやすい。
前半は美咲の恋人関係になるまでが描かれるのは全キャラ共通。
序盤に父親が内臓を患い倒れてしまい地上の病院に入院することになる。
残された主人公たちは酒場の運営をどうするかと話が進んでいく。
主人公とヒロインたちで運営することになった酒場が軌道に乗ったころ、美咲の母親の話になる。
ライゼルグの人狼族の初恋は不完全に終わると二度と恋ができなくなるため、主人公がそれをどう解決するかという話に移っていく。
最終的には恋人関係になり、その後は戻ってきた父親と娘をかけて勝負だーという定番の終わり方をする。

毎度言っている気がしますが、桐谷華のキャラクターは個人的にはやはりメイン√を担当するよりサブキャラで生きる気がしますね。賑やかし系で上手い人な感じ。

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彷徨人の木乃香は、サブキャラながらメインヒロインのような立ち位置で全ての√に登場する。
前半は恋人になるまでだがサブキャラのためかわりとあっさり。
遅れがちな授業を自室で個人授業して距離が近づくという感じ。
投げやりというわけではないけれど、他キャラは恋をする過程が丁寧に描かれているが木乃香は割とそういう過程が省かれる。
なんとなく好きかもー?色々していくうちに好きになるという、ある意味今風の女の子。

後半は木乃香がどうして彷徨人として、この世界に訪れたのかが描かれる。
CGはサブキャラのために少ないが、しかし褐色肌の銀髪は良いですね。
OPYもエロくてとても良い。良い良い良い…(残響音)

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ティアは同僚の教員。
エルフの原種のため様々な掟に縛られつつも、花の会で旦那と出会う前に一度くらい恋がしたいという思いを持つ。
主人公はそんなティアの願いを叶えようと町を奔走する。
しかし幼いころのティアが男っぽいヘルメット帽子だったため、同族の同世代からは「あのティアだろー?」と評判が良くない。

紆余曲折の末、デートを取り付けるも相手方のエルフ青年が冗談だと思っていたらしく約束の時間に来ない。
歯噛みしながらも咄嗟に主人公が機転を利かせ「ずっと好きでした。待ち合わせは嘘だったんです。ボクと仮の恋人として付き合ってください」と告げる。
実はティアは実は初めから主人公が気になっていたので、仮の恋人を受け入れる。

そうして始まる恋人ゴッコ。
結局最後までしてしまい、お互い惹かれあってしまう。
しかし初エッチの時にティアが指で「だめな時はペケしますね」というのとOKな時がなぜか♡なのか。
だがいい。それがいい。なんかエロイ。エロイ。♡エロイ。オッケ♡。ビバ♡。
アイルノーツは全体的にピンク要素が多いと思います。ゆずソフトの新しい挑戦かもしれない。
しかしあくまで個人的な意見を申し上げるならば……
結ばれなかったヒロインたちのダークネス展開をお願いしたい所存です。

最後は花の会に出席し、同世代のエルフ青年を見返すほどに美人になったティアだが、対となるべき花が存在しない物を持ち込んでいた。
(花の会は一対の組み合わせとなる花を合わせてお見合いとする)

参加したエルフ族の青年は、対となる花が会場内のどこにも存在しないことに気づく。
そしてそんな花をあえて持ち込んだティアが、会場内の誰とも結ばれる気がないということに気づき肩を落とす。

そこに主人公が走り込みティアの対となる花を提示する。
本来、花の会はエルフの種族血統を残すためにエルフ族だけで執り行われるため、外部の種族は入れないが、歴史教師と職業が項をなしエルフ族の伝統を継いでくれると判断され認められる。

というなんかネタバレをしてしまいましたが、ティアの話は面白いです。
ファンタジーの話はやっぱりこういう種族伝統と現世ミックスするようなのが好きだなー。
先が読めないからというのが強いのですけど。

■CGとか
フレラバの時も書いたのですが、アイルノーツでもデート時は私服が変化します。こういう差分演出は良いですね。
あとは下校時の夕暮れを表現した照明フィルターのような物はかなり雰囲気を出すのに一役買っていて良いと思います。
あれは画面全体に1枚フィルター入れる感じなので結構流行りそうな気がします。

その他では何故か乳首をこねくりまわしているCGが多くて、大変気分がいい。(桜小路ルナ風)
乳首いじり系のCGはなんかとてもエロイ感じがして私は好きです。
たんにOPY星人なだけです。ありがとうございました。
しかしCGの質は高いし、回数も各3回+アフターストーリーの1回となっているのでCGは抜きゲー並です。
ただ通常シーンCGが少ないです。最近はSD絵+イベントCGというのは良く見ますけど、SDはあくまで補助として、イベントCGはあくまでメインとして多めにしてほしいとは思うのです。

■BGMとか
BGMは世界観に合わせた感じですが、どことなくのんびりとした楽曲が多いです。
主題歌は個人的には可もなく不可もなく。盛り上がりに乏しい感じがしますが、OPアニメーションの質は向上しています。

■システムとか
流行りなのか知らないけど、ウィンドウカラーをRGB調整可能。
これ必要なのかなー?私は全然要らないと思うのですけど。
Hシーン選択肢固定は少し流行り気味なのか○。
選択肢スキップも完備で○。
ウィンドウサイズも可変で○。
メッセージウィンドウに話者(会話中のキャラクター)の表示ON/OFFは初めてみたけど○。
(私はこれ前からなくても良いと思っていたので)
というかおそらく設定関連はアダルトゲームでも最高峰というくらい設定できます。
(ヴィジュアルIFがある中では)

その他もCGのところで述べた夕暮れ演出等は良いと思います。

総評ですが、シリアス展開のない直球ドストライクのこれぞ美少女エロゲー!という作品です。
エロゲー始めての方から、頭を空っぽにしてキャラに萌えてゲームをやりたかったという方にお勧めはできます。
個別√が長いのとサブキャラを入れると6名なのでボリュームがありますので、お時間があるときにでも。

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