グリザイアの迷宮 review

2/24発売ゲーム review その2.
グリザイアは何部作のシリーズになるのかは不明ですが、グリザイアProjectと銘打たれていて、次は”グリザイアの楽園”となっているので、おそらくは3部作になるんじゃないかなーと予想しています。
しかし3部作シリーズで2つ目がFDなのは暁の護衛もそうですが、あれの3部作目って個人的には微妙感が漂ってたんですよね…。

■ グリザイアの迷宮 / FrontWing
Playtime : 9h
6.5 / 10.0

私のFD評価は基本的に低いのですが、”グリザイアの迷宮”は、前作の”グリザイアの果実”で謎だった主人公の雄二の過去編が殆どメインといっても良いくらいボリュームがある内容だったので高評価です。
またシステムもさらに良くなってたりと、力が入ってて良いです。

■シナリオとか
“グリザイアの迷宮”は前述の通り、前作”グリザイアの果実”のFD的位置づけだと思います。
初期から全ての√が開放されていて、ヒロイン5人のAfter Story + 主人公 風見雄二の過去~現代(楽園に続く流れ) + サブヒロインのアレシーンオムニバス + ショートストーリーが一杯という形式。

ちなみにショートストーリーに新規CGとかは入らず、立ち絵で幕間シナリオが展開するという感じ。
“グリザイアの果実”で、個別√に入るまでの共通ですごいボリュームを形成していた、あのキャラクター間の掛け合いを1つ1つ区切り選択させる形で見れます。
おそらくキャラクターに思い入れがあれば面白いのかもしれません…。
私は全部読みましたが、ブシ○ードの宣伝とか、いくつかの話を何回CTRL押しっぱなしにしてやろうか…と思うほどにヤヤ滑ってたと思う。
たぶん、本当にあれはオマケだったんだろうなぁ…。

サブヒロインのアレシーン集は、サブヒロインが好きな方にはきっと大満足。
私は蒔菜の母親が好きでした。
権利を振りかざす人が、暴力でなすすべもなく……いいぞ。すごくいいじゃないか。

以下個別シナリオの話
ヒロイン5人のAfterは、”グリザイアの果実”で評価が低かった順(由美子→幸→天音→蒔菜→みちる)の順でプレイしました。

3.5 / 5.0
由美子のAfterは正統にメインヒロインのAfterという感じ。
前作の評価が変わるくらいに、良い意味でヒロインらしい感じが描かれているので高評価。
狭い学園なので他ヒロインから弄られるのはどの√でも共通しているのだけど、由美子は弄られ度合いが高い。
可も無く不可もなくだけど、前作の補正がマイナスすぎたのでなんとなく良い印象が持てたという…。
しかし話に盛り上がりが無いのは前作と共通しているかもしれない。ある意味王道路線。

3.5 / 5.0
天音のAfterはビッチ度が上がっているというか、さすがエロ担当という感じの展開。
まったくシナリオと関係ないのだけど動物園にデートにいった際に、他4人が備考するCGが凄まじく可愛い。アレは犯罪級。ねんどろいど化早く。

天音√では結婚までの過程が描かれる。
そして最後に一姫宛に綴られた絵葉書(出産の案内)がコルクボードに張られたCGと、一姫宛に出した手紙は何故か宛先不明で帰ってくることがないということから、一姫は生きているということを匂わせる終わり方をする。

4.0 / 5.0
お笑い担当のみちるは、Afterでも相変わらずのお笑い路線。
しかし個人的に黒髪化されるCGの違和感が、凄まじい。(デフォルメ版のCGでは違和感がないのに、何でだろう…)

恋人になった後に、普通のデートをしたいので頑張る話。
心の同居人の話を生かしつつ、良い話で終わる。
しかしプリクラのシーンが面白かった…。
ちなみに何故かみちるAfterだけED曲が違う。

2.5 / 5.0
今回のFDで一番のがっかりシナリオが蒔菜。
右腕を失った雄二をサポートする形で、仕事をしている蒔菜の日常が綴られる。
主人公が蒔菜に対して不安に思っていることがある。と劇中で語る物の、それがまったく解決しないまま終わってしまう。

雄二も蒔菜に不安に思っていることが自分の過去にもあったと語り、実際にそれは過去編で話として語られる。
そこで蒔菜の時も同じように、主人公が天狗の鼻を折るようなことをしてしまえば良いとは思うのだけど、同じことになるかだと判断されたのか語られない。
そのために何かすっきりしない + とくに山場があるわけでもないという中途半端なシナリオとなっているので残念。

これならば主人公が死んでしまうBAD-ED後を描いて欲しかったと思ってしまう。
(エロがなくなるので前提として無理だけど)

4.0 / 5.0
挙式準備から結婚式を実際にあげるまでの期間が描かれる。
その際に付近では爆弾魔が、フェイク爆弾で巷を不安に陥れていた…という感じで、一番グリザイアっぽいシリアスな盛り上がりをするのが、幸のAfter。
個人的にはヒロインのAfterでは一番読み応えがあって面白かったと思う。

5.0 / 5.0
雄二の過去編は、”グリザイアの果実”をプレイした時から気になっていたので、それが解明される形で綴られる。
誕生の経歴→一姫との幼少期→バス事件での一姫死亡からの家族崩壊→ヒース・オスロに引き取られテロ組織育成→麻子とJBに保護され生活開始→麻子死去→北海道旅→美浜学園
という流れできっちりと描かれる。
最後は、続編の”グリザイアの楽園”に続くような流れの展開で締めくくられる。
読み応えもあるボリューム(ヒロイン3人分以上のテキスト量)なので、退屈せずに読みきれる。
続編に続く形で終わるので、これが正史(どのヒロインとも関係を持っていない)なのでしょうねー。
そしてCIRSの地下の”彼女”はどうみても、あの人ですね…。それにしては雄二を○○しましょうといったりと…
すごく…続きが気になります…

■CGとか
前作同様に綺麗に描かれています。
力入ってるなーと感じさせられます。

■BGMとか
主題歌含め、新規楽曲が素晴らしいです。
とくに、各Afterの歌”Angel”が良いです。茶太さんの声とスローテンポな曲調が素晴らしいー。
主題歌の”ワールドエンド”も良いですね。
しかし、どうしてみちるだけ別のED曲なんだろう…。

動画の話になりますが、グリザイアは果実のOPも良かったのですが、迷宮のOPもとても良いです。
細かい表現の話なのですが、スタッフクレジットの文字の流れ方、消え方がとてもココチヨイ。
この辺はセンスだと思いますが、私はピッタシはまってしまってとても気に入ってしまいましたヨ。

OPでシビレるような感覚を受けるのも随分久しぶりだなー。

■システムとか
前作を踏襲しつつ、新規に追加されているのがシナリオの進行度。

テキスト量に応じて進行度のパーセントが増加するのですごく分かりやすくて良いし、インターフェイストしてカッコイイ。
できれば今後も採用して欲しいと思います。グッドなシステムです。

というわけ最終的な感想としては、前作をプレイしていて、なおかつ次の楽園を買う予定があるならば、ぜひともプレイしておきたい感じの1本です。
全体的に目だってがっかりしたのは、蒔菜Afterくらいですしね。
BAD-ED分がたりない。なんてのはFDで言ってもしかたないので割愛。(そんなところで減点はしてません)
上記条件の方にならオススメです。

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